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音楽理論クイズ

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音楽理論をクイズ形式で学べるウェブアプリです。

解説

※ここでは主にアメリカの音大などでクラシック音楽を学ぶ際に用いられる表記を使用します。ポップスやジャズ、あるいは日本の音大などで使用される表記法と異なる場合があります。

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第1章 音名

音名とは音の高さに割り当てられた名前のことで、日本語ではハニホヘトイロ、英語ではCDEFGABを使います。日本語の場合シャープは「嬰」、フラットは「変」と呼びます。

また、よく用いられるドレミは「階名」として使われます。

第2章 調(キー)

曲が特定の音を中心にして作られているとき、その音の調である、という言い方をします。たとえばハを中心にして作られていればハ調、ホならホ調といった具合です。
また、調には明るい感じのする長調と、暗い感じのする短調があります。ハを中心にした明るい曲ならハ長調、ホを中心にした暗い曲ならホ短調などとなります。
階名とは、その曲で中心となる音を長調ならド、短調ならラとして、音の役割に応じて割り当てられる名前のことです。例えばニ長調ならニ=ド、イ長調ならイ=ドとなります。
なお、シャープやフラットが並んでいるとき、一番右側のシャープが付いている音が「シ」ャープの「シ」、一番右側のフラットが付いている音が、「フ」ラットの「ファ」と覚えることができます。

第3章 音程(インターバル)

音程とは、二つの音の高さがどれだけ離れているかを表す言葉です。二つの音が同じだった場合を「1度」として、五線譜で隣同士なら「2度」となります。例えば、ハとニなら2度、ハとホなら3度……ハとロなら7度です。8度はオクターブと呼び、ハとハであることから実質1度と同じです。同様に、9度は2度と同じ、10度は3度と同じ……となります。

ここまでの音程は五線譜の上での距離にすぎませんが、実際には何「半音」離れているかによって、音程はさらに細かく分類されます。2度、3度、6度、7度はそれぞれ「長」「短」「減」「増」の4種類、1度、4度、5度はそれぞれ「完全」「減」「増」の3種類となります。ピアノの白鍵を基準に考えると、ハとニは長2度、ハとホは長3度、ハとヘは完全4度、ハとトは完全5度、ハとイは長6度、ハとロは長7度となり、すべて「長」か「完全」になります。「長」から半音下げると、つまりハと変ニなら短2度、ハと変ホなら短3度、ハと変イなら短6度、ハと変ロなら短7度です。
「短」や「完全」からさらに半音下げると、「減」になり、「長」「完全」から半音上げると「増」となります。例えばハと嬰ヘなら増4度、ハと変トなら減5度です。増4度と減5度(ハと嬰ヘ、ハと変ト)は出している音は全く同じですが、音楽理論では譜面上の書き方ではっきりと区別します。そのため、嬰ホ(=ヘ)や変ハ(=ロ)といった一見不自然な表記が見られるわけです。

第4章 三和音(トライアド)

「根音」と呼ばれる音を基準として、その3度上と5度上の(五線譜ではきれいに団子状に並ぶ)三つの音を三和音と呼びます。根音から長3度上と完全5度上の音なら長三和音 (Major triad)、短3度上と完全5度上の音なら短三和音 (minor triad)、短3度上と減5度上の音なら減三和音 (diminished triad)、長3度上と増5度上の音なら増三和音 (Augmented triad)、と呼びます。

根音の音名をアルファベットで表し、ハを根音とする長三和音なら C Major triad、イを根音とする短三和音なら A minor triad などと呼びます。長と増は大文字で、短と減は小文字で表すことが多いです。
さらに、その調において階名に番号をつけ、和音をローマ数字で表記することがよくあります。例えばハ長調ならハ=1、ニ=2……ロ=7となり、ハ長調の D minor triad なら ii と表記します。長和音は大文字、短和音は小文字、減和音は小文字に°をつけて、増和音は大文字に+をつけて表します。
例えば以下のようになります。

ゲームの保存について

5問全問正解すると星マークがつきますが、進行状況は保存していません。今後実装する予定ですが、現段階ではページを読み込みなおすと星マークは消えてしまいますのでご了承ください。

更新履歴

  • 2019/11/22 - デザインを改良しました。解説に画像を追加しました。
  • 2019/11/11 - 第1章~第4章を追加しました。

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